奈良でかろうじて見えた日没前の部分日食 2010年1月15日(金) 寒いが昨日よりはまし
15日の夕方、西日本で日没前に日食が。
⇒国立天文台「日食各地予報」
奈良はけっこう雲が出ていたのですが、ちょうど低いところが切れていた。写真は16時44分のようす。
去年の7月22日に小笠原沖の皆既日食観察で使ったままスーツケースに入れっぱなしだった日食グラスを出してきて、観察準備OK。
予報では、奈良では16時47分が欠け始めということで、数分経ってから見てみたら、思ったより欠けている!
試しに、手持ちの安いデジカメ(フジA100)で撮ってみました。
16時57分と、16時58分(日食グラスを通して撮った)。
欠けているのは右下のところ。肉眼だと、もっとはっきり欠けてました。
山にかかる前に、遠くの雲に入ってしまい、欠けている部分が見えなくなったので観察終了。
いやー、見えた、見えた。
こんなちょびっとの日食でも、見るだけでこんなにうれしいのはなぜですか。
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日食のメカニズムと今後の予定については、各界絶賛の科学絵本『黒い太陽のおはなし 日食の科学と神話』(寮美千子・佐竹美保、小学館2009)をご参照ください。ほんとによくわかります。
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