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「理想の年金」とは? 2011年11月4日(金)晴れ 暖かくなりそう

奈良新聞の投書欄が「理想の年金」というお題で募集していたので投書した。おととい掲載された。七つ掲載のうちの一つ。三百字の制限いっぱいに書いた。題は編集部で付けてくれた。

「全員へ給付で地方も活性化」
 皆さんお気付きのように、現行の年金制度は事実上破綻しており、好転の見込みもありません。これに代わる理想的な制度は、基礎年金のほか雇用保険・生活保護・子ども手当・所得控除等を一本化した、無条件一律の全員給付(ベーシック・インカム)だと思います。
 複雑な算定ルールや資力調査の全廃で行政コストは激減、給付ミスも一掃。収入制限がないので労働意欲を削ぎません。貧困を背景とした違法・グレーな就労は自然に排除され、誰もが自分のやりたい仕事に取り組める。また、都会に住む必然性が減るので、地方が活性化。将来への不安がなくなって過剰な貯蓄が消費に回り、国の財政も潤います。貧困を根絶して、わが国は真の一流国になれます。
ちなみに、ほかの六つの題は「将来を考慮し先送り許さず」「女性に対する不公平感残る」「現実には崩壊寸前の制度に」「生活者視点で制度を大改革」「高齢者が幸せ感じる社会に」「支給世代多く制度にひずみ」。みなさん七十以上。悲観的な論調だ。
  *
生活保護は、仕事を始めて生活が軌道に乗ったら、ある日突然受け取れなくなる。労働意欲を削ぐ効果がある。受給者の収入を把握したりと、給付金以外に莫大なコストがかかるし、不正受給も起きる。逆に、もらうべきなのにもらえない人も出てしまう。これは、制度設計に大きな問題があるからだ。働き口がありあまっていた時代にのみ機能するシステムでは、富の再分配を適切に行うことはできない。骨格に無理があるので、あちこちパッチを当ててどうにかなるものではない。
年金とか生活保護とか子ども手当とか失業保険とか所得控除とか、名称や支給対象が細分化されているから、不合理・非効率なのだ。生活に足りる金額を、無条件で住民全員に、一律に、個人単位で配れば、さまざまな問題が一挙に解決する。
古いシステムを前提していては、山積した問題を解決するのは不可能だ。どうせ誰がやっても短命な内閣なら、わが国の得にならないTPPの議論なんかやめて、ただ一点、ベーシック・インカム導入という改革を実現してほしい。

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